FC2ブログ

21世紀の資本

NHKの白熱教室シリーズで「パリ白熱教室」というトマ・ピケティという人の講義番組を見ました。

なかなか面白かったです。
「経済格差がなぜ生まれるのか」という内容。
アメリカでは、
・所得シェアは、上位1%の人達が全体所得の4割くらいを占めている。
・資産シェアは、上位1%の人達のほうが残りの9割の人のシェアより高い
みたいな話はよく聞きますが、なぜこのような格差が生まれるのかという話。

私の理解したところでは、
①労働によって得られる所得は、経済成長(人口の増加、生産性向上)に連動する。
 第二次世界大戦後、一時的に高い時期はあったが、産業革命後は平均すると約2%程度であり、今後も大幅に増えることは考えにくい。むしろ日本みたいな少子化国は(略
②一方、資産が生み出す価値は平均4~6%とほぼ安定しており、今後もこの傾向は継続。
③よって、資産を持っている人・その相続人はどんどん豊かになり、資産を持っていない人(労働のみで稼ぐ人)・その相続人はどんどん置いていかれる。

みたいな流れでした。

まぁ、こうしてまとめてみると、感覚として当たり前の話ではあるのですが、
過去の色々な国のデータに基づいて理論が組み立てられているのがすごいです。

で、テレビを見終わってから調べてみたら、このトマ・ピケティという人が書いている「21世紀の資本」という本
今めっちゃ売れてるんですね^^;
私が見たときは、amazonの本カテゴリの売り上げで1位でした。
(他の上位は殆んど漫画であるにもかかわらずw)

で、まぁ、こういう格差の話になると、資産を持っている人にもっと課税して富の再分配が必要という結論に
大抵なるんですが、若干違うかなーと思います。
結局は、今の世の中こういう理屈で回っているということを知っているか知らないかが本質ではないかと。
上位1%の人達は殆んど知っている。下位の人達は大半は知らないんではないでしょうか。
そこの知識格差を無くして行かないと、再分配したところでまた格差が開くだけ。
まずは、義務教育の中で資産運用の基礎やこういった事実を教えるのが先だと思うんですよね。
(もちろん、証券会社のカモにならないように、毎月分配型投信みたいな商品は買ってはいけない!とかも教える必要あり^^)

「パリ白熱教室」で、この辺りが今後どう深堀がされていくのか楽しみです。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント